UIデザインをするうえでデザイナーが理解すべき3つのこと

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はじめに

この記事は “UI Design Advent Calendar 2015” へ寄稿した記事です。
http://www.adventar.org/calendars/987
こんにちは。デザイナーの岩崎です。
私は今年の4月にエウレカへ入社するまで、全くのUIデザイン初心者でした。

今回は、UIデザインの世界へ足を踏み入れたばかりの私が
どのようにして今までやってきたのか、自分への備忘録も兼ねてまとめてみました。

目次

  • OSのガイドラインを理解すること

  • ターゲットユーザの趣味嗜好を理解すること

  • サービスの目的を理解すること



OSのガイドラインを理解すること

AppleやGoogleはそれぞれのOSにデザインガイドラインを設けていますが、それには明確な理由が存在します。

しかし、UIデザインの勉強を始めたての頃まで私は

このガイドラインって、AppleやGoogleのデザインガイドでしょ?
OSに関係なくオリジナルなデザインを作れば、別にガイドラインは関係ないのでは?

と、 恥ずかしい勘違いをしていた時期もありました。
では、デザインガイドラインのルールは、なぜ守る必要があるのか?


具体例を交えて挙げていきます。

以前、iOS / Androidを並行してデザインを行うプロジェクトに携わった際にはじめて
「iOSとAndroidで、ユーザーのアプリの”触り方”が異なる」ということを体感しました。


たとえば、LINEのトーク画面のUIに関していうと、
下のイメージのように、iOSが下部に設置されているのに対して、Androidは上部に設置されています。
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Androidの場合、ディスプレイの真下に端末ボタンが搭載されているため、画面内のボタンの煩雑化を防ぐために、タブバーは上に置くよう設計されています。

上記のように、端末の差異も踏まえて各OSのデザインガイドラインが設計されているため
ガイドラインに沿ってデザインする事によって、ユーザーが使いやすいUIへの近道になるのです。




ターゲットユーザの趣味嗜好を理解すること

私は、エウレカの自社サービスであるカップル専用アプリ『Couples』のデザインを担当しています。
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Couplesは、日本最大のカップル向けコミュニケーションアプリです。
利用ユーザー層は17歳以下の中高生で20.3%、18〜20代の大学生層まで含めると67.7%。
Couples以外で普段使いされているアプリとしては、LINE・Twitter・Instagram・Mixchannelなど。

  
Couplesのデザインを考える際には、常に上記のアプリ群のテイスト・クオリティ・ユーザビリティと比較をして、ユーザー層が「使いやすい」と感じるものを考える必要があります。

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ですからもしCouplesのデザインに、dribbbleにおける「流行り」のデザインを多用したとして、必ずしもユーザーが付いてきてくれるとは限りません。
一番大切なのは「ユーザーが違和感なく操作できるUIにする」ことであって、「かわいいデザイン」や「流行りのデザイン」は、「ユーザーが違和感なく操作できるUIにする」という条件が達成された上で検討すべき要素であると思います。




サービスの目的を理解すること

デザインで試行錯誤をしている間に混乱して、何をゴールとすればいいのか分からなくなるという事、あると思います。

具体的には、以下のようなシチュエーションが考えられます。

修正に修正を重ねた結果、ディレクターから「直しすぎて、一番訴求したい要素Aが伝わらなくなってしまった」と言われた
    → 目的を見失い、情報整理・優先順位付けが出来ていなかった

2:クライアントから「このボタンBを赤とか黄色にしてみてほしい」と要望を受けた
    → どうしてボタンの色を赤・黄色にしてほしいのかという要望の真意・目的が見えていなかった

これらのシュチュエーションは、ゴール・目的が見えてない状態になってしまっているので、
思い切って白紙に戻し、目的に立ち返ってデザインを全てゼロから作り直してみること
が解決への最短ルートだと思います。

デザインをあくまで目的解決の為の手段だと考え、制作時に迷った時は必ず「これは何を解決する為のデザインなのか」で振り返ってみると、答えが明確になってきます。




おわりに

本記事内で「デザインは手段」と書きました。
もちろんこの言葉は本心から書いているのですが、
そんな「手段」の事が大好きになって、この世界へ飛び込んできたことを
今後のデザイナー人生でずっと忘れてはいけないと思っています。

いつまでも初心を忘れず、時に苦しみ、それら全てを楽しんでデザインしていきたいものです。

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